虎の主砲に早くも争奪戦の気配だ。阪神・佐藤輝明(27)は17日時点で打率と打点でセ・リーグの2冠王に君臨。海の向こうから熱視線を送られ、メッツとヤンキース、フィリーズ、そしてドジャースの4球団が今オフの獲得に関心を示していると報じられた。
具体的な球団名を挙げたのは米大手紙「ニューヨーク・ポスト」で敏腕として知られるジョン・ヘイマン記者。今季の佐藤は打率3割1分5厘、78打点でいずれもトップに立ち、28本塁打は2位ながら〝キング〟の同僚・森下(阪神)とはわずか1本差だ。2022年の村上(ヤクルト=現ホワイトソックス)以来となる3冠王も十分射程に入るだけに、次々と有力選手を輩出している日本球界にMLB側も前のめりとなっている。
佐藤が今オフにMLBへ移籍するには阪神球団のポスティングシステムの承認が不可欠。加えて12月1日(日本時間2日)に失効する労使協定の交渉は難航が予想され、移籍市場そのものが停滞する可能性もある。それでも名前が挙がるのは高評価を得ている証しだ。
移籍情報に詳しい米メディア「トレード・ルーマーズ」も16日(同17日)に近年の佐藤の活躍ぶりと来年3月に28歳となる年齢も踏まえ「全盛期はまだ数年残されているはずだ」とし、前出の4球団のうち「ポジションの面ではフィリーズが最適だろう」と報じた。佐藤は三塁を主戦場としており、同メディアは「ハーパーが引き続き右翼を守る場合、佐藤を内野の両コーナー(一、三塁)のどちらにも配置できる。ボームは今冬にFAとなるため、フィリーズは佐藤と契約して三塁を守らせ、ストットを二塁に戻せばハーパーの守備位置に柔軟に対応できる」と占っている。
一方、メッツでは来季が3年契約2年目のビシェットと重なる可能性があり、ヤンキースでは「マクマーンをトレード放出すれば」といった複雑な要因が絡むとされた。さらにドジャースは三塁をマンシー、一塁をフリーマンで固定しており「可能性を完全に排除することはできないが、佐藤が球団のニーズに合致しているようには見えない」と分析されたが…。
まずは佐藤がどう決断するかだが、静観してはくれない。












