米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は16日(日本時間17日)にドジャースが阪神の佐藤輝明内野手(27)獲得の可能性を検証した。

「誰も驚かないだろうがドジャースのフロントオフィスは新たなスター候補に注目している。ニューヨーク・ポスト紙のMLBインサイダー、ジョン・ヘイマン氏によるとドジャースは日本人強打者佐藤輝明との契約に関心を示している球団の一つだという」。ヘイマン氏はヤンキース、メッツ、フィリーズも候補に挙げている。

 佐藤輝は16日時点で打率はトップの3割1分5厘、本塁打は1位と1本差の28本、打点は2位に12打点差の78と3冠王が視野に入る。OPSは1・020。同じタイプの左打者のホワイトソックスの村上宗隆が28本塁打と活躍していることから評価急上昇中だ。

 ただ、佐藤輝は海外FA権の収得は2029年の見込みで、阪神がポスティングシステムでの移籍を認めなければ、メジャーに挑戦することはできない。また、スカウト陣が三塁でのプレーに疑問を感じていることから、一塁手にコンバートすべきという見方があるという。

 その上でドジャースには〝障害〟があると指摘する。「今オフ、佐藤選手と契約するのは難しいかもしれない。一塁と三塁に主力選手がそろっているからだ」とフリーマンとマンシーの名前を挙げた。36歳のフリーマは来季が6年契約の最終年、35歳のマンシーは27年まで契約が残っており、28年は1000万ドルの球団オプションになっている。つまり、2人が在籍している間は難しいということだ。

 12月1日で失効する労使協定の交渉難航が予想され、阪神がポスティングシステムの移籍を認める可能性が不透明ではあるが、今オフに挑戦する可能性もある。その場合、ドジャースは見送るしかないのか。

 同サイトはNPBでは三塁手として528試合、外野手として262試合に出場していると紹介。「ドジャースは内野に空きができるまで彼を外野で起用することもできるだろう」と〝裏技〟を伝授した。

 佐藤輝のメジャー挑戦時期は見通せないが、決断すれば大争奪戦は確実だ。