ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は16日(日本時間17日)に敵地デトロイトでのタイガース戦に「2番・一塁」で先発出場し、7回に2試合ぶりの本塁打となる28号2ランを放ち、5打数1安打2打点1得点だった。チームは7―5で逆転勝ちして、2位タイガースとの直接対決に3連勝した。

 敵地が騒然のち、沈黙したのは4―4の7回無死一塁だった。2番手の左腕ホルトンのカウント1―1からの3球目、真ん中に甘く入った91・8マイル(約147・7キロ)のシンカーを逆方向へ振り上げた。角度33度、打球速度102・4マイル(約164・8キロ)で高々と上がると左中間席に飛び込んだ。実況が「ムラカミ! ムーンショット!」と絶叫した勝ち越しの28号2ランは飛距離393フィート(約119・8メートル)だった。

 左腕からは6本目の一発だが逆方向は初。試合後、地元局のインタビューに「僕は左投手と対戦する機会が多いので打てて良かったです」「すごくいい場面で打てたので良かったです」と胸を張った。

 これでドジャースの大谷翔平投手を抜いて今季の日本選手の本塁打数トップになり、ア・リーグ4位になった。復帰後、本塁打を放った試合は7連勝だ。

 守備でも6―5の二死一塁で一、二塁間の痛烈なゴロを飛びついて捕球するとベースカバーに入った投手に送球。アウトにして同点を防いだ。

「まさか飛んでくるとは思わなかったんですけど、準備していたんで捕れて良かったです」と笑顔を見せた。

 9回にバルガスがダメ押しの28号ソロ。村上とバルガスのアベック弾はこれで10度目で、球団記録に並んだ。

「一緒に打てるのはうれしいし、これからも続けていきたい」

 昨季まで3年連続で100敗以上を喫していたが、今季は回避が決まった。2021年以来の5年ぶりの地区優勝へ村神様が引っ張る。