ドジャースのポストシーズンの地区シリーズのロースターに3A生活が長く続いていたキム・ヘソン内野手(金慧成=27)が入った。ライバルと目されたラッシング、コールを蹴落とし、新星デパウラとともに悲願のベンチ入り。3日(日本時間4日)のブレーブスとの初戦は出番がなかったが、相手チームには韓国の〝至宝〟キム・ハソンが「9番・遊撃」でスタメン出場し、晴れて〝韓国ダービー〟の実現となった。

 今季のほとんどを3Aで過ごしたキム・ヘソンだが、守備力、走力を請われてシリーズ前の練習からチームに合流。編成本部長のフリードマン氏は「このチームには多くの強みがあるが、足の速さをその1つにしていなかった」と招集の理由に挙げている。

 一方のキム・ハソンはケガに悩まされながらも終盤に勝負強さを発揮。前日にKBOキアム時代の後輩でもあるキム・ヘソンと食事したことを韓国メディア「MKスポーツ」に明かしたうえで「昇格には意味がある。私もヘソンも大変な時間を過ごしたが、秋の重要なシリーズにヘソンをコールアップしたのはドジャースが期待しているからだ」と話している。

 土壇場の大舞台での劇的再会に韓国メディア「SPOTVニュース」は「こんなドラマはない。奇跡が現実だ。キム・ヘソンの電撃合流で誰もが予想しなかった韓国人対決だ」と伝えている。昨年のPSは打撃に立つことのなかったキム・ヘソンだが、課題の打撃でも成長を見せつけたい。