ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が4日(日本時間5日)に行われ、ドジャースは本拠地でブレーブスに2―3で敗れ、対戦成績が1勝1敗となった。大谷翔平投手(32)は「2番・DH」で出場し、4打数1安打。佐々木朗希投手(24)は8回から登板し、2回無安打無失点だった。
これでタイとなったが、地元紙「カリフォルニア・ポスト」は「日曜日の試合前にはドジャースが優位に進めているように見えたこのシリーズは、一転して形勢が逆転しまった」と報道。誤算は先発したブレイク・スネル投手(33)が4回途中に降板したことだと伝えた。
スネルは初回に1失点したもののその後は無得点に抑えていたが、4回二死一塁から四球を与えた時点で投球数はすでに90球に達しており、ここで降板。3回2/3を投げて3安打1失点(自責1)、5奪三振5四球でマウンドを降り、その後は佐々木らリリーフ陣6人が登板した。
一方、ブレーブスはこの日の先発が見込まれていたクルス・セールを第3戦の先発に変更。急きょブルペンデーにしたが、6人の投手がドジャース打線を2点に封じ、勝利を手にした。
同紙は「試合前から議論を呼んでいたブレーブスによるエースのクリス・セールを第3戦まで温存するという判断は、今や先見の明があったように見える。一方でドジャースが第2戦の先発に山本由伸ではなくスネルを起用した判断は疑問視される結果となった。ブレーブスは27個のアウトを奪うために6人の投手を投入し、ブルペンの主力陣を総動員せざるを得なかったが、敗れたドジャースも同様に6人の救援投手を起用することになった。1勝1敗となったこのシリーズの行方は、にわかに予測不能なものとなっている」と解説した。
また「ビッグ・リード」も「スネルが4回さえ投げ切れなかったことで状況は一変した」とドジャースに暗雲が漂ったことを指摘。「こうした投球内容は特に10月のプレーオフにおいては大きな問題となる。プレーオフでは、複数の救援投手が長いイニングを担うことになるとブルペンがすぐに疲弊してしまうため、先発投手には可能な限り長いイニングを投げることが求められるからだ」「最大5試合で争われるプレーオフのシリーズにおいて、ブルペンが担うイニングの一つひとつが重要になる。スネルの投球効率の悪さは、結果としてロサンゼルスにリリーフ陣への過度な依存を強いることになりかねず、シリーズの残り試合における投手起用計画にも影響を及ぼす可能性がある」と3連覇を目指すドジャースに危険信号を送った。












