FA市場の目玉だ。カブスの鈴木誠也外野手(32)のカブスでの最後のシーズンが終わった。2022年に結んだ5年契約が満了となり、FA市場に出る。MLB公式サイトが8月25日に発表した「今オフのFA選手トップ10」で5位に選出されており、すでにブルージェイズが獲得を検討していると報じられるなど、争奪戦が予想される。

 そんななか、「ヤフースポーツ」は1日(日本時間2日)に米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」のザック・バックリー氏の情報としてマリナーズを候補に挙げた。

「トロントは打線にもっとパワーが必要だが、それは他の勝利を目指すチームも同様だ。たとえば、シアトル・マリナーズはランディ・アロザレーナの後釜が必要かもしれないし、鈴木はその役割に最適な選手かもしれない」

 アロザレーナはMLB公式の同ランキングの3位で今季、154試合に出場して打率2割8分1厘、26本塁打、79打点、OPS0・865だ。一方、鈴木は今季、143試合に出場して打率2割7分、26本塁打、86打点、OPS0・841とそん色ない。直近5年間はアロザレーナの116本塁打に対して113本塁打と長打力もほぼ同じだ。

「シアトルは鈴木を引き抜く可能性のあるチームの一つだ。アロザレーナをフリーエージェントで失った場合、鈴木獲得の動きは劇的に加速する可能性がある」

 今オフは新労使協定がまとまらずロックアウト突入が予想されている。しかし、打撃だけではなく、肩の強さなど守備面の貢献も評価され、〝人気銘柄〟の鈴木は現行の労使協定が失効する12月1日前に早期決着する可能性もある。