ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースは10月3日(日本時間4日)に開幕する地区シリーズからポストシーズンをスタートさせる。
ナ・リーグ球団として史上初の偉業に挑む戦いは間もなく始まるが、同時進行で話題に上っている一つがタリク・スクバル投手(29)の契約問題だ。昨季まで2年連続のサイ・ヤング賞に輝いた最強左腕は8月にタイガースを離れ、トレードでドジャースに電撃加入。今季通算で26試合に先発して12勝7敗、防御率2・72、158回2/を投げて186三振を奪う好成績を残した。
今オフには契約満了を迎えるため、現在の所属球団であるドジャースを筆頭にマネーゲームに発展することが濃厚となっている。注目されるのは契約規模で、かつてメッツとオリオールズでGMを務めたジム・デュケット氏は「4億ドル(約628億円)はいくと思う」と予想したと「SNYメッツ」が29日(同30日)に伝えた。
しかもスクバルの〝争奪戦〟には「ドジャースとメッツが名乗りを上げるだろう」と言い「この2球団が彼に最も強い関心を示し、かつ最も資金が潤沢なチームだと思う」と事実上の一騎打ちになるとした。両球団は豊富な資金力をバックに大物選手を高額契約で獲得してきた因縁関係にある。ドジャースは二刀流の大谷を10年総額7億ドル(約1015億円)、山本を12年総額3億2500万ドル(約465億円)で補強。メッツもソトを15年総額7億6500万ドル(約1147億円=いずれも契約時)で射止めた。
今オフはサラリーキャップ制度の導入可否など、新たな労使協定を巡って機構側と選手会側の隔たりが大きくロックアウトに突入する可能性もある。予断は許さないが「4億ドル契約」が実現すれば、投手最高額の山本を上回る〝新記録〟となるが――。












