カブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)が24日(日本時間25日)、本拠地最終戦となったマーリンズ戦で今季40盗塁目を記録し、史上7人目の「40―40」の快挙を達成した。

 初回先頭の打席に立ったPCAは四球を選んで出塁すると、続く鈴木の打席で二塁を陥れて大台に到達。すでに放っていた45本塁打と合わせ、2024年に大谷翔平投手(32=ドジャース)が成し遂げて以来の大記録を打ち立てた。今季の大ブレークで大谷の4年連続となるリーグMVP受賞を阻み、自身初の栄冠を手にする可能性が一段と高まった。

 チームは1点を追う5回に鈴木が値千金の26号ソロで同点に追いつき、6回の無死三塁のチャンスでホーナーが決勝の左前適時打を放って2―1で勝利。2年連続23度目のポストシーズン(PS)進出を決めた。

 この日、村上が出場し、同じくPS進出を確定させたホワイトソックス戦を中継した「NHK BS」で解説を務めた新井宏昌氏は「40―40も素晴らしいんですけども、大谷選手が50―50って…。これ、とんでもないですね」とポツリ。

 PCAの快進撃もすさまじいが、大谷が54本塁打、59盗塁で記録した前人未到の「50―50」ははるか先…。今季の大谷は左ヒザや右上腕などの負傷に見舞われて負傷者リストにも入ったが、PCAの偉業によって大谷が残した異常な記録が際立つ格好となっている。