中日・根尾昂投手(26)が来季の巻き返しへの決意を語った。1日、ナゴヤ球場で練習を行った根尾は、今季を振り返って「なかなかうまくいかなかったなっていうのが一つ」と率直に吐露。「来季に向けてシーズンが終わってすぐ次に向かう準備をしないといけないなと思います」と力強く語った。
今季のスタートは上々だった。4月8日のDeNA戦(横浜)で同点の延長10回に6番手としてマウンドへ上がると、打者3人をピシャリ。11回表に味方打線が勝ち越し、待望のプロ初勝利をつかんだ。
初勝利後には「自分もうれしかったんですけどそれ以上に周りの人に喜んでもらえたことが良かったです。もっともっと勝って喜んでもらいたいと思いました」と語り、投手転向5年目でのブレークを予感させた。しかし5月4日に一軍登録を抹消されると、その後再び一軍のマウンドに上がることはなかった。二軍では29試合に登板して0勝3敗1セーブ、防御率7・86。立ち直るきっかけをつかめないまま今季が終わろうとしている。
不振の原因について根尾は「シンプルに技術不足だと思う。そこをしっかりできるようにやります」と分析。「自分のピッチングスタイルというものをもう1回確立できるように。トレーニングから、投げることからしっかりやりたいと思います」と、視線は早くもオフのトレーニングへ向けられている。
9月29日には井上監督が今季限りでの辞任を発表。「使っていただいたのに結果をなかなか出せなかった。そこに関してはもっともっとやらなければいけないと思います」と根尾は悔しそうな表情を浮かべた。2018年のドラフト1位でドラゴンズに入団してから、与田、立浪、井上と3人の監督のもとでプレーしてきた背番号「30」。9年目の来季は4人目の指揮官のもとで飛躍を目指すことになる。












