中日・根尾昂投手(25)が4日にナゴヤ球場で契約交渉を行い、200万円ダウンの1050万円でサインした。今季の一軍登板は、わずか4試合(0勝0敗、防御率7・94)。投手転向4年目だが、これで1850万円→1600万円→1250万円→1050万円と3年連続の年俸ダウンとなった(金額はいずれも推定)。

 契約更改後、根尾は「悔しさが残る1年ですけど、来季は一軍にずっと1年間居続けられるように。2月のキャンプからアピールしていきたい」と逆襲を誓った。

 来季目指していく方向性は、中継ぎとして「確かな地位」を築くことだ。「序列はあるので、やっぱり中継ぎをやっている以上、セットアッパーだったり抑えだったりというところはもちろん目指していますけれど、その前にまず一軍に上がって、最初は敗戦処理から始まりますし、結果を出してロングリリーフに回るのか、同点になって、というふうになっていくので、そこは結果を出し続けることで勝ち取れると思う。信頼を勝ち取っていければできるというか、可能なのかなと思います」と2026年のロードマップを描き、勝ちパターン入りへの道筋を分析している。

 中日としても、根尾には中継ぎとして一本立ちしてもらわないと困るのが現状だ。投手出身のOBの1人は「リリーフ陣を支えている藤嶋と清水は何年もフル回転している。若い投手が出てきて2人の負担を減らさないともたない」と指摘する。今季チーム最多の60試合に登板した藤嶋、55試合に登板した清水はいずれも4年連続でシーズン50試合以上に登板しているだけに、新たな中継ぎの柱が必要というわけだ。

「根尾がマウンドに上がると、ドームの空気が変わる。あれだけファンから期待されている選手はいない」(チーム関係者)との声は健在だけに、根尾の持つスター性は誰もが認めるところ。来季こそバンテリンドームのマウンドで輝くことができるか。