ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)の活躍に球団フロントの評価がうなぎ上りだ。

 8日(日本時間9日)の本拠地マリナーズ戦に「2番・一塁」で出場した村上は初回、相手右腕のシンカーを逆方向の左翼席へ運んだ。3戦ぶりの一発は自身メジャー初となる逆方向へ。ヤンキース・ジャッジに並ぶメジャートップタイの15号ソロとなった。

 メジャー公式サイトなどによれば連日の活躍により村上の評価が一変したという。試合前に取材に応じたクリス・ゲッツGMは複数の他球団GMから、「村上の獲得は正しい判断だった」と称賛されたことを明かしたという。

「彼にはこれまで通りのプレーを続けてほしい。彼は我々にとって本当に大きな力になっているからだ。彼がチームにもたらすもの、打線に及ぼす影響力は計り知れない。我々はただ、彼が質の高い打席を重ね、出塁し、得点を重ね、彼らしい野球を続けてくれるのを見たいだけだ」

 村上は昨年12月に2年総額3400万ドル(約53億6000万円=当時)の〝格安契約〟でWソックスと合意。日本での空振り率や直球への対応などから活躍は疑問視されていた。だが同GMは「彼はこれ以上、何もする必要はありません。リーグが彼の能力を解明しようとしているのは承知していますが、彼は常に素晴らしいプレーを見せ、周囲を驚かせ続けている。彼の決意、勤勉さ、そして知性を見れば、彼がさらに成長しないとは考えにくい」と〝村上対策〟は意味がないと断言した。

 Wソックスのウィル・ベナブル監督も「印象的だった。本当に素晴らしいスイングだった。彼は常に良いスイング判断でチャンスを作り出している。村上は本当に素晴らしい打撃を見せてくれた」と背番号5を絶賛した。村上がメジャー全体の流れを大きく動かしそうだ。