フィリーズの主力選手で2024年にオールスター戦にも選出されたアレク・ボーム内野手(29)が厳しい立場に立たされている。ここまで35試合で打率1割5分9厘、1本塁打と不振が続き、チームの序盤失速の元凶ともなっていた。辞任したトムソン監督が辛抱強く起用を続け、就任したマッティングリー監督も「一生懸命頑張っている」と期待しているが、状態は一向に上がらず、放出論まで噴出している。
理由に挙げられているのが私生活でのトラブルと言われる。ボームは財産管理を任せていた両親が勝手に口座から数百万ドルを不正に流用したとして開幕前に両親を提訴。少なくとも300万ドル(約4億8000万円)の損害賠償を求めている。代理人だったスコット・ボラス氏も両親の圧力で契約していたとして4月に解雇に踏み切った。
両親は訴訟を取り下げるよう求めているが、ボームは両親が引き出したとされる52万8000ドル(約8200万円)の返還も求めるなど事態はドロ沼化。これではグラウンドに集中できるはずもなく、米メディア「ザ・リード」は「訴訟が提起されて以来、ボームの成績は非常に低迷している。個人的な問題が関係しているのは憶測に過ぎないが、そう結論づけるのは打倒と言えるだろう」と伝えた。ボームは「今は個人的な問題について何も話したくない」と口を閉ざしているという。










