阪神は8日のDeNA戦(甲子園)に1―10で大敗。この日、ヤクルトが広島に勝利したことから首位陥落となった。
1点ビハインドで迎えた9回に、自慢のリリーフ陣がメッタ打ちされた。3番手・桐敷拓投手(26)がマウンドへ上がったが、先頭・京田の遊撃への内野安打から、勝又の左前打と犠打野選で無死満塁。続く代打ビシエドの適時右前打を浴びて3点差に広げられる。
流れに乗ったDeNA打線の勢いは止まらず。再び無死満塁とされ、度会の中前適時打で5点目を奪われた。ベンチで渋い表情を浮かべていた藤川球児監督(45)もここで交代を告げ、4番手・畠世周投手(31)にスイッチ。
しかし、右腕も苦しい投球となった。佐野の適時打でさらに1点を追加され、4番・宮崎の3号3ランを献上。スタンドを埋め尽くした虎党の悲鳴とため息が響き渡った。
終わってみれば9回だけで一挙8失点。1点差の接戦ムードは一瞬で吹き飛び、スコアボードには重すぎる「10」の数字が刻まれてしまった。
藤川監督は「持ちこたえられるか、向こうに(流れが)いってしまうかというところの勝負ですから。今日はベイスターズさんの方にいってしまったというところ。明日はまたニューゲームですから切り替えてやっていければ」と必死に前を向いた。
中盤の4回にも流れを手放しかねない場面があった。大山の失策から二死一、二塁とされ、京田の打球は左翼・福島の前へ落ちるポテンヒット。打球処理にもたつく間に一走・山本の生還を許した(記録は適時左前打と左翼・福島の失策)。指揮官も「守備の精度を上げていかなければならないというというところ。思いっきりやってくれることを願いますね」と奮起を促した。
守備の痛いミスに加え、昨季からチームを支えてきた救援陣の乱調で、首位陥落以上に気がかりな敗戦となった。












