巨人が8日の中日戦(バンテリン)に2―9で敗れ連敗。試合後には主将・岸田行倫捕手(29)による緊急ミーティングも行われた。

 投打がかみ合わなかった。先発ウィットリーは2回にボスラーに先制2ランを浴びると、5回にも自身の失策などから一死一、三塁とピンチを招いた。その後にカリステの打球が左ヒザの裏付近に直撃するアクシデント(結果は適時打)に見舞われるなど、この日は自己最短となる5回途中5失点KO。打線も終盤になんとか2点を返したものの、救援陣も追加点を許して大差で敗れた。

 阿部慎之助監督(47)は「取れるアウトを取れないとね。ああいう流れにつながっちゃう」と手痛いミスを犯した先発右腕を評し「どう点につなげるかっていう。そういう一打を打つかっていうことが大事じゃないですか」と決定打を欠いた打線についても頭を悩ませた。

 敗戦後のロッカールームには、主将の発案によりナインが集結。「ちょっとチームとしても苦しい試合が続いているので、なんとかもう1回ここでみんなで頑張っていこうっていうか、長いシーズンはこういう時もあると思うんで、なんとか乗り越えていきたいなと思ってやりました」(岸田)とチームに再起を促した。

 今季から新たに主将に就任した若き司令塔。ヤングG主体の新チームのを誰よりも注視してきた。

「今は若い選手も多いですし、その元気だけはなくさずに、明るく、チームの雰囲気自体も暗くはならないようにっていうのは言いました」

 投打で苦しい試合が続く中、主将の熱い一声で切り替えることはできるか。