中日・高橋宏斗投手(22)が〝師匠〟のドジャース・山本由伸投手(27)について「別次元にいる感じがします」と語った。

 山本は14日(日本時間15日)に敵地ミルウォーキーで行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発し、9回3安打1失点で日本人初となるポストシーズン完投勝利をマーク。そんな山本のピッチングに高橋宏は「9回を見ていてもすごい球を投げているなと思いました」と思わずうなった。

 竜の若きエースはプロ入り2年目(2022年)のオフ、自ら山本にコンタクトを取って弟子入り。2023年のWBCではともに侍ジャパンのメンバーになって関係を深め、食事やトレーニング方法を参考にするなど自他ともに認める山本の〝一番弟子〟となっている。それだけにポストシーズンでの山本のピッチングを見て「どういう練習をしているのか知っているので、刺激というとおこがましいですが、すごいなと思います」とさらにモチベーションが高まっている。

 山本のストロングポイントについて高橋宏が特に感じているのが「やっぱり体の使い方は世界トップクラスだと思います」。178センチ、80キロとメジャーリーガーの中では決して体格に恵まれているわけではないもののスピード、制球力ともに超一級品。「(あの体格から)9回通して155キロを超える真っすぐと、150キロ近いフォークを投げられるのは今だったら由伸さんしかいないんじゃないかなと思います」と熱く語った。

 高橋宏は侍ジャパンのメンバーとして「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(11月15、16日=東京ドーム)への出場が決まっている。「自分のやるべきことは再確認できた。すごくいいお手本になると思います」。海の向こうで師匠が見せてくれた快投劇で、竜のエースはさらに気合が入ったようだ。