巨人で監督も務めた野球評論家の堀内恒夫氏(78)が4日、自身のブログに新規投稿。長嶋茂雄さんの命日に奇跡的な勝利を収めたチームと次女・三奈さんへの思いをつづった。

 前日3日に行われたオリックスとの交流戦(東京ドーム)は長嶋さんのちょうど一周忌。試合は劣勢を強いられたが、3点ビハインドの8回に丸が代打逆転満塁本塁打を放ち、土壇場でひっくり返した。そして9回は守護神・マルティネスが締めて鮮やかすぎる大逆転勝ち。長嶋さんから送られた直筆の手紙でFA移籍へ背中を押された丸がひと振りで天国に勝利を届ける奇跡的な展開となった。

 堀内氏は「長嶋茂雄さんの一周忌、よくぞ勝ってくれた!」と一夜明けても興奮冷めやらぬ様子でブログをスタート。「丸が打ったボールは長嶋さんのセコムの看板が掲げてあるライトスタンドへ向かった。逆転満塁ホームラン」と漫画のような一打を振り返った。

 それとともに「この瞬間 思い出した光景があるんだ」といい「長嶋さんが監督の時にね 末次利光さんがサヨナラ満塁ホームランを放ったんだ。すると長嶋さん ベンチから飛び跳ねるように出ていってさ ホームベースで大きく手を広げ末さんを迎え入れたんだ。長嶋さんらしく体いっぱいに喜びを表現してね。丸がダイヤモンドを回っているとき 俺の目にはあの時と同じように長嶋さんが喜び勇んでベンチから飛び出し ホームベースで丸を迎え入れる姿が見えたんだ」とダブらせた。

 また、堀内氏の思いは三奈さんにも向けられた。長嶋さんの命日と三奈さんの誕生日の日付は同じ6月3日。堀内氏は「長嶋茂雄さんの命日でもあり長島三奈さんの誕生日でもある。俺も誕生日が親父の命日と重なったから三奈さんの気持ちが少しわかるんだ」と寄り添った。

「最後まで諦めることなく 勝ってくれてありがとう」と再びチームへの感謝をつづり「そして今日からも! 期待していますよ!!!」。最後は熱いエールを送り、チームの快進撃を願った。