MLBのトレード期限が8月3日(日本時間4日)に迫り、今夏のトレード市場で最大の目玉となっているタイガースのタリク・スクバル投手(29)の去就に注目が集まっている。

「ドジャース大本命」の報道が連日メディアをにぎわしているが、スポーツ専門局「ESPN」は31日(日本時間8月1日)、ドジャースがスクバルを獲得できなかった場合」の〝代替候補〟としてエンゼルスのリード・デトマーズ投手(27)を挙げた

「ドジャースが先発投手を獲得する場合、プレーオフの試合で先発を任せられるような『インパクトのある投手』でなければ意味がない。スクバル以外では、デトマーズがおそらくそのリストの筆頭候補となるだろう」と指摘。

 メジャー2年目の2022年5月10日のレイズ戦でノーヒットノーランを達成している左腕デトマーズは今季、3勝7敗、防御率4・61と苦戦しているが、同メディアは「成績が示す数字以上に優れた投球を見せており、高い奪三振率を記録しつつ、打者を打率2割1分4厘、出塁率2割7分6厘に抑え込んでいる」と評した。

 さらに「デトマーズはあと2年間チームの保有権下にあるため、エンゼルスから引き抜くのは容易ではない。また、ドジャースとエンゼルスは2014年にアンドリュー・ヒーニーとハウイー・ケンドリックのトレードを行って以来、大型トレードを行っていない。しかし、ドジャースにはエンゼルスが必要とする有望株がそろっている。エンゼルスは同じロサンゼルスを本拠地とするライバルへの対抗心や嫉妬心を捨て、組織にとって最善の取引を行う必要がある」と解説した。

 エンゼルスは大谷翔平投手(32)を奪われて以降、ドジャースを敵対していた。しかし、6月にペリー・ミナシアンGMを解任し、ジョン・モゼリアク氏がGM代行に就任。新GMは正捕手のローガン・オホッピー(26)と救援右腕のチェイス・シルセス(26)をレンジャーズにトレードし、19歳の若手内野手を獲得するなどチーム改革を断行中で。交渉再開の機運が高まっている。

 とにかく、大谷の元同僚左腕の動向からも目が離せなくなってきた。