ドジャース・大谷翔平投手(32)を巡る休養問題が新たな火柱となり、デーブ・ロバーツ監督(54)の対応に厳しい声が寄せられている。

 左ヒザを痛め、投手としては4日(日本時間5日)の先発登板が最後。ブルペンでの投球練習も中断中で、実戦のマウンドからは1か月近く遠ざかろうとしている。一方、打者としてのプレーを続けているが、30日(同31日)のマリナーズ戦は本人の申し出を受けた指揮官が最終的に休養させることを決断。10月のポストシーズンを万全に近い状態で迎えるべく、試行錯誤しながら前進を続けている格好だ。

 一方でチームは地区首位を独走。球団専門メディア「ドジャース・ウェイ」は31日(同1日)、投手を一時休業しつつ打者ではレギュラーとして出続けていることに「ドジャースの大谷翔平のケガへの対応は理にかなっていない」とバッサリ斬り捨てた。

「ロバーツ監督が示唆したように、大谷の体調が70%程度しか回復していない可能性がある。同監督の言葉を借りれば『今シーズンで最も重要な局面はこれからだ』という状況下で、なぜ彼がこれほど長く(打者として)プレーし続けてきたのか。たった1日の休養でいったい何が解決されるのか。疑問に思わざるを得ない」

 強烈な〝ダメ出し〟に加え、同メディアは事態が悪化する前にやれるべき手段があったとも訴えている。「予防策を語ることは結構だが、実際のドジャースの対応はそうではなかった。オールスター・ブレークを利用し、その前後に数日間の休養を与えて休息と回復の時間を確保していたはずだ」と断罪し「このリーグで最もかけがえのないスーパースターを万全の状態で起用できることを本当に懸念したのであれば、もっと慎重に対応していたはずだ。今となっては、彼らの先見の明のなさが最後に大きな代償を払うことにならないことを願うばかりだ」と論じた。

 本当のケガの程度や状態は本人にしか分からず、ロバーツ監督らも手探りの状態が続く。2年ぶりに開幕から二刀流で挑んだ大谷の2026年は最後まで休養問題がついて回るかもしれない。