やはりド派手ユニはチームを鼓舞するのか。
日本ハムが18日の西武戦(エスコン)に6―2で快勝。カード勝ち越しを決めると同時に、現在着用中の「ド派手ユニ」継続に向け可能性を残した。
先発・伊藤大海が7回117球を投げ、8安打2失点の粘投を見せると、打線も4回に万波が先制2点適時打。7回には途中出場の谷内が決勝打を放ち、8回にも追加点を奪った。
これでチームは5月に入り14試合で8勝6敗。4位西武との差も「0・5」にまで縮めるなど、昨年とは違いチームの「奮闘」が目立つ。
その一つの要因として、考えられるのはやはり、13日の試合からナインらが着用を始めた新庄監督デザインの襟付きド派手ユニの効果だろう。
指揮官はユニ着用カードが始まる前に「(着用試合計8試合を)6勝2敗ならもう一度着たいですね」と宣言。その後3試合を終え、1勝2敗と一時崖っぷちに立たされたが、そこから連勝を飾り計5試合を終え3勝2敗。残り3試合(オリックス戦)を全勝すればユニ継続は実現する。昨年の日本一チーム相手に3連勝は厳しいはずだが、ここにきて新庄監督だけでなくナインの多くもド派手ユニ継続に向け意欲を燃やし始めている。
17日の試合で完封勝利を飾った上沢が「どうせだったら勝ってファンの方から『あのユニホーム強かったね』って思ってもらえる限定ユニにしたい」と言えば、この日今季2勝目を挙げた伊藤も「いつもと違うことをすると気分が上がるので」とド派手ユニ継続に好感を示している。この調子なら残り3試合の全勝も「夢の話」ではない。
新庄監督もそんなナインの思いを知ってか、連勝を飾った18日の試合後「(試合に勝つと)強い、引き締まったチームに不思議と見えてくるもんですよね」と満面の笑み。そのうえで「今4位(西武)と0・5ゲーム差?(自軍と上位チームが)重なっていけばプロ野球は盛り上がるし。盛り上げるためにもファイターズのユニホームと同時にね。もってこいじゃないですか」と残り3戦での3連勝に向け意気込んでいる。
一時は各方面で物議を醸したド派手ユニだが、勝てばその評価は確かなものになる。
「あせらずどっしり構えてプレーできているっていうところがね。去年やってきたことは全然間違いじゃなかった」(新庄監督)
短期的な目標を設定しつつ、気分転換で流れを変える…。あの手この手の新庄流改革によるチームの成長を、指揮官は肌で感じているようだ。












