ヤンキース期待の新星に注目が集まっている。球団1位の有望株、ジョージ・ロンバート・ジュニア内野手(21)で、MLBデビュー戦となった4日(日本時間5日)の本拠地カージナルス戦に「8番・遊撃」で出場して、第2打席で初本塁打を記録。鮮烈デビューを果たし、ニューヨークの熱い期待を背負っている。
父のジョージ・ロンバートはブレーブスなどでプレーした元MLB選手で、現在はタイガースの三塁コーチを務めている。兄のジョージ、弟のジェイコブはともにドラフト1巡目指名でプロ入りと野球一家で生まれ育ったが、祖母はFBIがマークする伝説の活動家だったという。米メディア「ファンサイデッド」が「ロンバート家の歴史は米国の国民的娯楽である野球だけでなく、米国の闘争とも深く結びついている」と報じた。
父方の祖母、ポージー・ロンバートは1960年代に新左翼の大学運動の主要組織として勢力を拡大していた学生民主社会(SDC)のメンバーだったという。「彼女は持ち前の強じんな精神を北部に持ち込み、分断の向こう側にあるKKKと共闘しながら、マサチューセッツ州の遊び場の統合を目指して戦った」そうで、複数回逮捕されているとした。
交通事故により41歳で亡くなった母の霊とつながろうと父のロンバートは2020年、300ページにも及ぶFBIファイルの大部分を閲覧したという。同メディアは「3人の子供を抱えるシングルマザーとして亡くなったポージー・ロンバートは、私たちが想像するほど遠い昔ではない時代に、米国の理解しがたいさまざまな問題に直面していた」と伝えた。













