ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)がMVP級の大活躍で〝世紀の番狂わせ〟を実現させた。24日(日本時間25日)に敵地で行われたロイヤルズ戦に、9―1で大勝。シーズン残り3試合となった159試合目で、5年ぶり12度目のポストシーズン(PS)進出を確定させた。
昨年まで3シーズン連続で100敗以上。2年連続で100敗以上を喫した球団が翌年にPSに進出した前例はなく、ホワイトソックスが史上初の「大下克上軍団」として歴史に名を刻んだ。
その立役者は村上だ。デビュー戦から日本選手初、MLB史上4人目となる3試合連続本塁打の衝撃スタートを切り、4月にはメジャー1年目の最長記録に並ぶ圧巻の5戦連発。圧倒的な打撃でチームを軌道に乗せ、新人王の有力候補にも挙げられた。5月末から右太もも裏の肉離れで1か月超の離脱を余儀なくされたが、8月以降の不振も乗り越えて歓喜の瞬間を迎えた。
33本塁打、74打点を挙げたバットだけでなく村上のリーダシップが弱小球団を変えた。村上の獲得に尽力したゲッツGMは「彼がいたからこそ、我々は今年成功を収めることができている。彼の存在がここにいる他の選手たちに自信をつけ、試合に勝てる確信を持てるようになった」と最大級の賛辞を送っていた。
移籍1年目からメジャーで初めてのシャンパンファイトにまみれた村上は、心境を10点満点で問われると「ワン・ハンドレッド! ノー・テン。ワン・ハンドレッド! アイム・ジャパニーズ!!」と歓喜の大絶叫。地区優勝の可能性も残される中、次なる戦いに進む。













