ドジャースは22日(日本時間23日)、DFAとしたライアン・ウォード外野手(28)が中日に移籍すると発表し、米メディアにも衝撃が広がった。

 マイナー通算168本塁打を誇る左の大砲は昨季の3Aで36本塁打、122打点をマークして2冠王に君臨。今季初めてメジャーに昇格し、出場した20試合で3本塁打を記録したが、今月に入ってメジャーの40人枠から外れていた。ドジャースも中日もレギュラーシーズンの大詰め。中日は6年連続のBクラスが確定しているが、異例の早さでの補強第1弾となった。

 米メディアにも驚きをもって受け止められ、移籍情報に詳しい「トレード・ルーマーズ」は「ウォードにとっては、より大きな舞台で実力を証明するチャンスであり、3Aでもう1シーズンプレーするよりもより良い報酬を得られるだろう」「日本で成功を収められれば、将来的なメジャー復帰を目指すこともできる。その成功を糧にしてより高額な契約でNPBに残留することも可能だろう」と報じた。

 また「マイアミ・ヘラルド」は「ドジャース、ウォードを予想外のチームに放出」と題し「彼が日本でどのような結果になるか誰にも予想がつかない。ウォードの立場からすれば、プロとしての7年間(2019~26年)をすべてドジャース傘下で過ごした後、イチかバチかの賭けに出た理由は理解できる。9月に解雇されたため、2026年のポストシーズンでドジャース以外のMLB球団でプレーする資格がなかった。10月にユニホームを着てプレーするには、9月1日までにいずれかの球団と契約を結ぶ必要がある」と伝えた。

 近年の中日はリーグ下位に沈むケースがほとんどとなっているが、ウォードの加入で来季こそ復活できるか注目される。