米国の民主党で次期大統領選の有力候補と目されているアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(36)が、アーロン・ブーン監督を続投させたヤンキースを痛烈に批判した。

アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(右=ロイター)
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(右=ロイター)

 コルテス議員はニューヨークのブロンクス出身で、ヤンキースの大ファン。ニューヨーク州を本拠とするNFLビルズの試合観戦イベントの会場で米メディアの取材に応じた。ヤンキースのチームの状況について質問されると「ブーン監督は球団に対して何か『弱み』でも握っているのではないか」と冗談交じりに語った。

「アーロン・ブーンがフロント陣に対してどんな『弱み』を握っているのかは分かりませんが、これまでとは違う結果を求めるなら、何かを変えなければなりません。ホルヘ・ポサダが(ヤンキースに)歓迎されていないと感じたと語っていたのは、非常に残念なことです」と嘆いた。

 さらに「チームの伝統を取り戻し、かつての卓越した水準に戻さなければなりません。あの文化を、あの基準を再び見たいのです。ジーター、ポサダ、マリアノ……彼ら全員に戻ってきてほしい。それが私たちの願いです。あの頃の姿を取り戻しましょう」と熱弁。ジョー・トーリ監督のもと、1990年代後半から2000年代にかけてワールドシリーズを4度制した黄金期を支えた「コア4」の面々がチームと一線を画していることを悲しみ、球団に改革を訴えた。

「AOC」の愛称で親しまれるコルテス議員は民主党内で勢力を伸ばす急進左派の代表格として知られる。そんな〝大物〟からの物言いに地元メディア「ヘビー」は「もし来シーズン序盤からチームが苦戦するようなことがあれば、AOCと同様に、ブーン監督の解任を求めるファンが続出することになるだろう」と解説した。