エースの〝選外〟に異論噴出だ。全米野球記者協会が2日(日本時間3日)に発表した今季の各賞の最終候補が波紋を呼んでいる。
MVPでは大谷翔平投手(32=ドジャース)が最後の3人に選出。打者として打率2割7分5厘、30本塁打、81打点、OPS0・889、投手として14試合に先発して8勝2敗、防御率1・79、95奪三振を記録した。ただ、後半戦の失速もあって45本塁打、41盗塁で史上7人目の「40―40」を達成したピート・クローアームストロング(カブス)の初受賞が有力視されている。
異論が巻き起こっているのは投手最高の栄誉であるサイ・ヤング賞についてだ。最有力は30試合の先発でリーグ1位の防御率1・80、252奪三振を含む16勝(5敗)を挙げた怪物右腕のミジオロウスキー(ブルワーズ)。ほかにセール(ブレーブス)、サンチェス(フィリーズ)も最終候補に残ったが、山本由伸投手(28=ドジャース)が外れたことに反発が生まれているのだ。
米メディア「ドジャース・ビート」は「山本が選出されなかったことは受け入れがたい」と報道。28試合に先発した山本が同3位の防御率2・53、1イニングあたりで許す走者の指標「WHIP」が2位の「0・87」、4位の投球回数「185イニング」、2位の被打率「1割8分2厘」だったことを挙げ「最終発表まで山本は候補の一人として挙げられるべき存在だった」「イニング数と失点を抑える組み合わせこそが彼がトップ3に入るにふさわしい根拠」と断じている。
サイ・ヤング賞は11日(同12日)、MVPは12日(同13日)に発表される。












