ドジャースの大谷翔平投手(32)は来季も投打二刀流を継続すると明言した。球団も容認しているが、問題は負荷制限だ。今季の失敗を教訓にどうやって10月を万全な状態で迎えるか、今後話し合いを重ねることになるのだろう。
ドジャース専門メディア「ドジャース・ビート」は30日(日本時間31日)にレッズなどでGMを務めた米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のコラムニスト、ジム・ボーデン氏の提案を紹介した。
米ラジオ局「97・1 The Fan」の「D―Mac and rReiter」に出演したボーデン氏は「今年見た限りでは、懸念材料がいくつかある。特に今年は7月以降はほとんど登板していないので、シーズン開幕から彼を先発ローテーションに入れるの理にかなっていない」との見解を表明。来季、大谷の打撃力を維持し、10月に向けて肩のコンディションを整えるためにシーズン序盤は救援で登板し、オールスターブレーク後に先発ローテに入れるという起用法を披露した。
先発復帰した2025年は6月にオープナーとしてマウンド復帰してそこから段階を踏んで、投球回数を増やして、10月に臨み、二刀流として最高の結果を出した。多くのメディアが〝25年型〟を前提に考えている中で異色の提案。また、大谷はDHとして出場しているだろうから、ブルペンに入るタイミングも難しそうだ。
「シーズン序盤は彼を週1、2回リリーフで起用したいと思っています。1イニングずつ、場合によっては2イニング投げることもありますが、それは事前に計画した場合に限る」
その具体例として、左腕スネルは5回か6回しか投げないことを挙げ、その後を大谷が7回と8回を投げることを想定しているという。誰かの2番手ということを決めておけば、明確なスケジュールで投げることができるので、負担は少ないだろう。
救援登板を重ね、前半戦終了後の段階でドジャースの順位次第で、後半戦から先発ローテに入れるか判断。「(1位を追う厳しい展開)そうでなければ、8月の初めに復帰させる。12試合(先発)登板させて10月にフレッシュな状態で臨めるようにする」と語った。
今年、ドジャースがナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退した要因の一つは大谷の打撃不振。FAになった左腕スクバルが移籍しても先発投手陣の層は厚い。「打撃で圧倒的な活躍を見せる必要がある。ワールドシリーズで優勝するためには10月まで投手としての活躍は必要ない」と強調した。
6月までの大谷はMVP級の活躍も左ヒザと右上腕二頭筋を痛めた影響で、8月中旬から急失速。不本意な形で1年を終えた。同じ失敗を繰り返さないためにも、綿密な負荷管理は必要だ。












