苦難のシーズンを終えたヤクルトの長岡秀樹内野手(25)を直撃。126試合に出場し打率2割4分8厘。本塁打こそキャリアハイの8本を放ったものの、これまであまり経験のなかったリードオフマンを任され、6月には打率1割2分7厘と不振に苦しんだ。順風満帆ではなかったプロ7年目を支えた〝言葉〟とは――。
――今シーズンを振り返って
長岡 フルで帯同したかったっていうのが本音ですけど、やっぱりケガもあり管理不足だなと思いますし、自分が思い描いていたシーズンではなかったかなと思います。
――主に1番での起用
長岡 好きですね。1番が一番好きだと思ってました。でも今までそんなに1番を打ったことがなかったので、難しいなと思うことも少なくなかったです。
――どんな難しさが
長岡 これまでだったら少し調子が悪いと(打順を)7、8番に下げられて、打率が上がるっていうのはありましたけど、今年は状態が悪い中でも1番に置いていただいて、必ず4打席回ってくる。5打席、多くて6打席。その中で修正するっていうのはすごく難しかったですね。すぐ(調子が)下がるし、全然上がらないし、本当に野球って難しいなと思わされた1年でした。
――調子の波とどう向き合っているのか
長岡 深く考えないです。プロである以上、モチベーションがあるからやるとか、ないからやらないとかつくっちゃいけないと思うので、モチベーションが上がるものも、下がるものもなく、常に一定でいようとは思っています。
――なかなか結果が出ない時期は苦しさもあったのでは
長岡 なにかで〝人生は死が迎えに来るまでの出来事にすぎない〟みたいな言葉を見て「確かにな」と思ったんですよね。「別に死なないし、ただの野球、ただの出来事か」ぐらいに思えるようになって、調子が悪いことを重く捉えなくなりました。
――その言葉に出会ったのはいつごろ
長岡 それこそ6月か7月か、30打席くらいヒットが出なくて、いろいろな感情が出てきて、結構きつかった時期です。でもその言葉で「まあいっか」みたいな感じになりました。別に誰に何を思われようが僕の人生だし、自分が思うようにやってみようって、今は思っています。












