吉田正尚外野手(32)が所属する名門・レッドソックスの苦戦が続いている。4月後半にコーラ監督ら6人を解任して再出発を図るも劇的な変化は見られず、30日(日本時間31日)現在24勝33敗でア・リーグ東地区最下位に低迷。この不振で主力のジャレン・ディラン外野手(29)のトレード説が米メディアでたびたび取り上げられており、ドジャース、ヤンキース、カブスなどが候補に挙げられている。

ジャレン・ディラン(ロイター)
ジャレン・ディラン(ロイター)

「クラッチ・ポインツ」もこの日、ディランのトレードについて報道。「ドジャースが彼に最も適している。ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・カブスはどちらもデュランを左翼手として使うことができるが、レッドソックスが最もエキサイティングな選手の一人をア・リーグ東地区の宿敵に送り出す可能性は現実的ではない」とした。

 さらに「ドジャースにはデュランにしっかりとしたオファーを出す才能がある。2度の連覇中のワールドシリーズ優勝チームが3連覇の有力候補とされる。デュランは彼らの勝算を高める」とLAが本命とし「レッドソックスはホームラン強打者を切実に必要としている。ロサンゼルスのロースターで最もニーズに合う選手はテオスカー・ヘルナンデスと思われる」と、交換要員として左大腿部の肉離れで負傷者リスト(IL)入りしたT・ヘルナンデス外野手(33)の名前を挙げた。

 6月中旬にも復帰する見込みのT・ヘルナンデスはマリナーズからFAになった2024年オフ、レッドソックスも獲得に名乗り上げていた。T・ヘルナンデスは結局、ドジャース入りを決断したが、21年から5年連続で20本塁打をマークしている長打力を高く買っているという。

 一方のディランはスピードとパワーを兼ね備えたメジャー屈指のリードオフマンで、2024年シーズンは打率2割8分5厘、21本塁打、75打点、34盗塁をマークし、オールスター戦ではMVPを獲得。今季はここまで50試合に出場して打率2割1分4厘、8本塁打、29打点、10盗塁を記録している。

「レッドソックスがデュランをトレードするなら、彼をドジャースに送り、ヘルナンデスのような重要な強打者を獲得すべきだ。彼はチームに必要なパワーを与え、シーズン残りの期間を通じてより手ごわいチームにする」と同メディア。名門による主力の大型トレードは実現するのか。