米老舗誌「ニューズウィーク」(電子版)は15日(日本時間16日)、「佐々木麟太郎選手、日本人選手のMLBへの新たな道を切り開くことを目指す」との記事を配信した。

 ドラフトでソフトバンクから1位指名を受けていた米スタンフォード大の佐々木が、MLBドラフトで8巡目指名を受けたマーリンズへの入団の意思を固めたことが明らかになった。

 同誌は「佐々木は、日本で高く評価されていた高校野球選手であり、2024年にスタンフォード大学で学業と野球のキャリアを続けることを決意した。プロ野球選手になる可能性を秘めた日本人選手で、高校から大学へと渡ってアメリカへ渡った者はほとんどいない。MLB球団から上位指名を受け、MLBと日本のNPBのどちらに進むかという選択を迫られた選手は皆無だ」と唯一無二であることを強調した。

 そのうえでマーリンズ入団を決断したことを伝えると、「佐々木がマーリンズと契約することで、ある文化的な慣習にも挑戦することになる。NPBのドラ1は、ほぼ例外なく指名した球団と契約するからだ」とこれまでの伝統を打ち破ったとした。

 さらに幼少期に大谷翔平の父・徹さんから指導を受けていたこと。佐々木の父・浩さんが大谷の花巻東高時代の監督であることなどに触れると、「身長184センチ、体重120キロの佐々木は、まさに強打者の体格だ。彼がプロとして成功できる可能性は疑いようもなく、問題はどこで活躍するかだけだった」と結んだ。