通算541本塁打を放ち野球殿堂入りしたレッドソックスのレジェンドOB、デビッド・オルティス氏(50)の〝ヤンキース賛歌〟が話題になっている。

 オルティス氏は「FOXスポーツ」の番組に出演し、54勝42敗の2位で前半戦を終えたヤンキースについて言及。「言いたくはないが、ヤンキースはリーグ全体で最高の投手陣を擁するチームだ」と隣りに座ったヤンキースOBのアレックス・ロドリゲス氏(50)とデレク・ジーター氏(52)に語り始めた。 さらに「彼らは今月末のトレード期限をうまく活用して、再び立ち直り、他チームを圧倒し始める必要がある。彼らにはそのための戦力も、チームの土台もあるんだから。彼らの大黒柱(ジャッジ)が離脱して苦戦したけれど、チームをうまくまとめ上げれば、君たちが現役だった頃のような強さを取り戻せる、そういうチームなんだ」と称賛。オルティス氏がライバル球団であるヤンキースをここまで持ち上げるのは異例で、ロドリゲス氏は思わず「今、ヤンキースの仕事でもしてるのか?」と突っ込んだ。

 オルティス氏が「いや、ただ正直に言っているだけだよ」と返すと今後はジーター氏が「ちょっと待って! 今度は真面目な質問だ」と割って入り「大丈夫か?」とオルティス氏に問いただした。

 このやり取りを取り上げた地元メディア「ヘビー」は「ボストン・レッドソックスのレジェンドであるデビッド・オルティスがニューヨーク・ヤンキースについて好意的な発言をする――それも、アレックス・ロドリゲスやデレク・ジーターと並んでFOXスポーツの番組に出演している最中に――というのは、極めて珍しい光景だ。現役を引退したとはいえ、両チームのライバル関係は今も続いている」とまさかの展開だったと伝えた。