オールスター戦も終わり、MLBの注目は8月3日にトレード期限が迫る移籍市場に集まってきた。最大の焦点はタイガースの左腕エース、タリク・スクバル投手(29)の動向だ。ドジャース移籍がウワサされる中、
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はオールスター戦に出場した同地区のライバル選手に「もしドジャースがタリク・スクバルを獲得したら、それは『やりすぎ』になるだろうか?」という質問をぶつけた。

 パドレスの怪腕守護神、メイソン・ミラー投手(27)は「彼はどのチームに行っても戦力になるはずだ。(ドジャースは)強力な先発ローテーションを擁しているし、怪我から復帰してチームを助ける選手も控えている。でも、必ずしも『やりすぎ』だとは考えないよ。どんな試合でも、誰にだって勝つチャンスはあるんだから」とスクバルのライバル球団入りを歓迎。ダイヤモンドバックスの若き主砲、コービン・キャロル外野手(25)も「週末を迎える時点で、そこまで予想していた人は少なかったと思います。このスポーツの性質上、どれだけ良くても『これで十分』ということはなく、常に向上し続けることを目指さなければなりません」と理解を示した。

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースは2位のダイヤモンドバックスに11・5ゲーム差、3位のパドレスに12・5ゲーム差をつける独走状態。ここにサイ・ヤング賞を2年連続で獲得している最強左腕が加われば、他球団はお手上げ状態だろうが、選手は冷静な視線でトレード市場を見守っているようだ。