ソフトバンクは15日の日本ハム戦(エスコン)に6―7で惜敗した。4点ビハインドの9回に3点を挙げたもののあと一歩及ばず。小久保監督は「あんなに長い時間守らせられていて、野手が最後までよく集中力を切らさなかった」と打線の粘りをたたえた。
最後は底力を見せたが、先発のカーター・スチュワート投手(26)の乱調が試合の流れを傾けてしまった。初回にいきなり3四球を与えるなど、ボールを操れずに3イニング連続で失点。2回1/3を6安打4失点と試合をつくれず4敗目を喫した。試合後、右腕は「すべてダメだった」と振り返り「こういう試合が二度と起こらないように自分で原因を見つめ直してやりたい」と肩を落とした。3回には打球が足に直撃するアクシデントもあったが、小久保監督は「そんな問題じゃない」と一蹴した。
これで右腕の防御率は5・66まで悪化。5勝を挙げているものの、6回を投げ切ったのは1試合だけで先発の役割を果たせていない現状だ。加えて、この日の投球内容には倉野チーフ投手コーチも「今日のピッチングのレベルだとしんどいと言わざるを得ない」と厳しい評価を下した。こうなればファームでの再調整となってもおかしくないが、指揮官は「次回(登板)もいきます」とコメント。打球が直撃した患部の状態次第ながら、次回登板の〝内定〟には鷹の「苦しい台所事情」が表れた。
ホークス先発陣は大津、前田悠らが成長を示している一方で、駒不足の状況は依然として続いている。さらに、この日は徐若熙の腰のヘルニア手術が発表された。「補強の目玉」だった台湾出身右腕のシーズン中の復帰が難しいとなれば、状況はますます苦しくなる。今週末からは怒とうの9連戦が待ち構えているとあり、助っ人右腕に頼らざるを得ない状況となっているのだ。
球宴前の大きな山場である9連戦。スチュワートは前半戦最後の登板で奮起できるか。












