巨人のブライアン・マタ投手(27)が16日のヤクルト戦(神宮)で2か月半ぶりに先発登板。6回途中1安打1失点、6四死球で来日後初白星とはならなかった。
二軍調整を経て今季4度目の先発となったマタは初回、先頭・長岡に四球を与えたものの、一死後にサンタナ、内山を連続空振り三振に仕留め、無失点の立ち上がり。しかし、3回も先頭・矢野に四球を与えると、犠打や内野安打などで一死二、三塁から長岡の中犠飛で先制点を献上した。続くサンタナに157キロのツーシームを2球連続で投げ込むなど力投。見逃し三振で、追加点は許さなかった。
5回まで被安打1の快投を見せた右腕は、打線が同点に追いついた1―1の6回に、2つの四球と死球で二死満塁のピンチを招き、ここで降板。2番手・赤星の好救援によりマタの失点は1にとどまったが、最後には課題ものぞかせた。
マタは「無駄なフォアボールを出してしまったところはありますけど、1点で抑えてチームに勝つチャンスを持ってこれた、という意味では最低限の努力はできたと思ってる。よかったです」と自身のピッチングを総括。「今日のピッチングはファームでの頑張りのおかげ」と2か月半の間の二軍調整にも手応えをのぞかせた。
一方、橋上監督代行は「いい言い方をすれば、適度に荒れてる。完璧な投球とは言い難いですけども、元々細かいコントロールを求めるピッチャーでもないと思いますから、ある程度のあり球の中で抑えていくっていうのも、相手にとっては的を絞るぐらいとか、そういったものがあると思います。適度に制球が荒れるのはまだいいかなというふうには思いますけども」と評していた。
前回登板となった4月25日・DeNA戦(横浜スタジアム)では3回途中2失点、5四死球と制球に苦しんで途中降板。翌26日に登録を抹消され、制球力の改善を課題に久保巡回投手コーチとともに調整を続けてきた。戸郷、則本が抜けた現状の先発ローテーションを支える救世主となれるか。












