巨人が16日のヤクルト戦(神宮)に3―1で勝利し連勝。対ヤクルト戦としては今季初めてカード勝ち越しに成功した。

 序盤から投手戦の様相を見せたこの日の一戦。4月25日のDeNA戦(3回途中2失点)以来の先発となったマタは6四死球と制球に苦しみながらも6回途中1失点と粘投したが、打線は相手先発・増居を前になかなかつながらず、5回までに奪った得点はわずか1点と苦しんだ。

 それでも1―1の7回に7番・笹原がヤクルトの3番手・丸山から値千金の2ランを放ち勝ち越しに成功。喉から手が出るほど欲しかった追加点を奪うと、7回以降の救援陣も中川―田中瑛―マルティネスと鉄壁のリレーで繋ぎ勝利を決めた。

 橋上秀樹監督代行(60)は試合を決めた笹原の一振りについて「(打った球は)強い球でしたけど、しっかり上からかぶせる形で、非常に内容がいいバッティングでしたし、非常に効果的な結果でしたね」と絶賛すると「(一軍昇格後の)最初のうちは速い球に対してコンタクトするのが若干難しそうに感じましたけど、少しずつですが、精度が上がってきたような気がします」と三軍からはいあがってきた育成出身のホープの成長をたたえた。

 これで今季初のヤクルト相手のカード勝ち越しにも成功。指揮官は「たまたま今まではなかなか勝ち越せなかったですけれども、まだヤクルト戦もほかのカードもありますので、3連戦であれば最低でも2勝1敗を繰り返していけるようにしていきたいです」と決意を新たにした。