ドジャースは30日(日本時間31日)、本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に3―4で逆転負けを喫し、連勝が「6」でストップした。

 誤算だったのは2点リードの8回から3番手で登板したタナー・スコット投手(31)だった。高々と舞い上がった打球が左翼席にはずみ、ファンは静まり返った。一死二塁からハーパーに右前適時打を浴びてまず1失点。なおも二死一塁でソーサに投じた96・8マイル(約155・8キロ)のフォーシームを完璧に捉えられた。痛恨の逆転2ランで佐々木が6回途中1失点で手にしていた4勝目の権利、火消しに成功したベシアの力投も消し飛んだ。

 スコットは昨季、守護神候補として加入したが、セーブに10度失敗。試合終盤のブルペンが崩壊状態に陥り、シーズン終盤からポストシーズンにかけては佐々木が先発要員から配置転換される事態となった。そして今季は昨年の屈辱を晴らすかのように25試合で5セーブ、防御率1・14、12試合連続で無失点投球。新たに加入し、右ヒジの手術で離脱したディアスの穴も埋めるように貢献し続けていたのだが…。

 ドジャースが地区首位に立つ原動力にもなっているが、救援に失敗するとやり玉に挙げられるのがリリーフの〝悲しい宿命〟でもある。日本のSNS上には「帰ってきたスコット」「またやらかしたのか」「またスコットか」「ほんとにお前…」「何してんねん」などと一瞬にして信頼がガタ落ちしたファンの声が相次いで寄せられた。

 とはいえ、ここまでのスコットの奮闘ぶりがなければ、チームが現在の位置をキープできていたか定かではない。「今日はしゃーない」「今まで打たれいなかったし」「また頑張って」といったエールも送られていた。