3度のサイ・ヤング賞に輝くブルージェイズのマックス・シャーザー投手(42)が現役最後の可能性のある登板でまた〝交代拒否〟を演じ、スタンドを盛り上げた。26日(日本時間27日)の本拠地レッズ戦に先発した右腕は4―1とリードの7回、二死を奪ったところでシュナイダー監督が大ブーイングの中でマウンドへ。球数100球を越え、交代の打診だった。
しかし、鬼の形相で激しく言い返して指揮官を追い返し、スタンドから大歓声が沸き起こった。ベンチでもゲレロ・ジュニアらがガッツポーズで続投を喜んだ。
シャーザーは今季最長となる8回もマウンドに上がり、先頭打者に四球を与えたところで再びシュナイダー監督がマウンドに向かった。今度は穏やかな表情を見せて指揮官や内野陣とハグを交わし、大声援に手を振りながらマウンドを降りた。
114球を投げて6安打、1失点、7奪三振の好投で4勝目(9敗)をマークした。シャーザーは〝マッドマックス〟と言われる通り〝交代拒否〟が見せ場の1つでもある。この日はシュナイダー監督が「おい、この打者を打ち取ったら8回まで投げなきゃいけないぞ」と声をかけてきたので「ああ、調子はいい。最高だ。大丈夫だ」と言い返したという。
家族に見守られたシャーザーは「試合の中盤当たりから調子が出てきたのでもっと投げたかった。あんなふうに皆さんが盛り上がってくれると本当にアドレナリンが全開になります。とにかくマウンドに立ち続け、アウトを取り続けたかった。エネルギーをもらって投げ続けることができた」と「スポーツネット」などに話した。
メジャー19年で通算225勝。大投手は去就について「オフにしっかり考えたい。今日(引退を)決断する必要はない」と話しており「来年は労働問題など不確実な要素がたくさんある。だからシーズンがどのように展開していくのか、どんなチャンスが目に前にあるのかまったく分からない」と状況を見ながら判断するつもりという。












