ドジャースの佐々木朗希投手(24)が5日(日本時間6日)、ドジャー・スタジアムで行われたエンゼルス戦に先発し、7回2安打無失点、自己最多の10奪三振と好投。降板するまでに援護点を得られず4勝目はお預けとなったものの、周囲の評価も急上昇させる抜群の結果を残した。
直球の最速は自己最速の100・6マイル(約161・9キロ)に達し、5回一死まで無安打投球。リードがない中でも相手に主導権を渡さず、チームは9回に飛び出したフリーマンの10号ソロでサヨナラ勝ちを飾った。試合後、佐々木は「ちょっと微調整しただけなので、基本的にやってることは変わらないですし。ただ、思ったところに思ったボールがいくようになった分、リズム良くなっていくのかな」と手応えを口にした。
制球に苦しまず、ストライクを先行させられれば打者を相手により優位に進められる。生命線であるフォーシームに関しても「(ストライク)ゾーンに思い切っていけますし、ある程度(捕手が)構えたところにいくようになった」と一定の自信を深め「目の前の結果に左右されず、積み重ねていけたら」と先を見据えた。
2桁奪三振はメジャーでキャリアハイ。投手として最大の仕事はアウトを取ることだが、佐々木は「早く追い込めているので、自分のペースで投げている結果かなと思います。前に打球が飛ぶよりも三振の方がアウトとしては完全なアウトなので、そこは求めてやっていきたいなと思います」と〝こだわり〟ものぞかせた。
「MLB公式サイト」は、この日の佐々木の出来を「キャリア最高の投球」と絶賛。「マウンドに立つたびに投球内容が良くなっている。その結果、ドジャースは彼にさらに多くの投球回数を任せることに自信を持てるようになった」と高く評価し、ロバーツ監督が試合後に発した「彼にはもっと多くの投球回を任せるべき段階に来ていると思う。それは当然のことだ」との言葉も伝えた。
オープン戦で結果を残せなかったものの、球団やチームの育成方針もあって開幕ローテーション入りした当初は猛烈な逆風にさらされた。それでも結果で実力を示し、今や追い風に変わってきている。












