ソフトバンクは24日の西武戦(ベルーナ)に7―3の快勝を収め、3連勝を飾った。前半戦最終カードとなった2位ライオンズとの直接対決に先勝し、ゲーム差は「5・5」に拡大。貯金を今季最多の「24」とし、リーグ3連覇を目指す王者が独走態勢に入った。
この日も打線をけん引したのは頼れる4番だった。栗原陵矢内野手(30)が0―1で迎えた4回無死一、三塁でホームランキング独走の30号3ラン。初球149キロ真っすぐを強振すると、打球はぐんぐんと伸びて左中間席に着弾した。
試合の流れを引き戻す貴重な一発に「絶好のチャンスで回してもらい、ここを絶対に生かそうと思いました。しっかり自分のスイングができたと思います。スタンドまでいくとは思いませんでしたが、ホームランという最高の形となってよかったです」と喜んだ。
投高打低の昨今、30発超えのハードルは増している。そんな中でオールスター前に大台に乗せた。今季91試合目での達成は両リーグ最速。「右中間に目がけて打つイメージ」を徹底している今季の栗原。試行錯誤を経て原点回帰した打撃で、圧巻の成績を叩き出している。
4番のバットが打線に勢いをつけた。3―3の同点で迎えた6回には5番・柳田が無死一、三塁から左前適時打。前夜サヨナラ打を放った37歳は「(先発の)上茶谷が踏ん張ってくれている中で援護することができてよかったです」と2夜連続となる殊勲打に声を弾ませた。
7回には栗原と激しい打点王争いを演じる不動の3番・近藤が3戦連発となる一発で存在感を放った。相手の暴投で1点を追加し、なおも一死三塁。初球150キロ真っすぐを完璧にとらえると打球は右翼席へ飛び込んだ。リードを広げる23号2ランに「高めの真っすぐにいいアプローチができた」と納得の様子。3打点を積み上げた栗原を再び突き放す2ランで、早くも今季78打点とした。
打線の援護を受けた上茶谷が6回3失点の力投で無傷の6勝目。中継ぎから先発に転向して2連勝を飾った。真夏の9連戦はこれで6勝1敗。鷹の勢いが加速している。












