ドジャース・佐々木朗希投手(24)が5日(日本時間6日)、本拠地で行われたエンゼルスとのフリーウエーシリーズ第1戦に先発し、7回まで98球を投げて散発の2安打、2四球、無失点。MLB2年目で自己最多となる10三振を奪う快投を披露した。
打者25人から21個のアウトを取った剛腕が充実の表情で汗を拭った。フォーシームはメジャーで自己最速となる100・6マイル(約161・9マイル)を計測。今春のオープン戦のような制御不能とは見違え、投げ込んだ球のほとんどがストライクゾーン近くに収まった。直球が走れば変化球も生きる。宝刀のスプリットなどでもバットを空を切らせ、危なげない投球でスコアボードに「0」だけを並べた。
あいにく味方からの援護点がなく勝利投手の権利は得られなかったものの、登板を重ねるごとに内容も結果も残して先発ローテーションの中で着実に地位を築き始めている。
佐々木のロッテ時代の監督だった井口資仁氏(51)は「NHK BS」で試合の解説を務め「素晴らしかったですね」と総括。今後に向けて「もちろんこういうピッチングを長く続けていくこと」と期待を口にした上で「やっぱり佐々木投手の一番の課題は1年間しっかりローテーションを守り続けるということも今年の課題だと思います。これを今シーズン最後までしっかりと出し続けることが求められると思いますね」と話した。
それでも右腕の成長をヒシヒシと感じており「キャンプで取材させてもらった頃は自分の頭の中でイメージはできているけど、体としてしっかり動いていなかったと。なかなか今まで悪い癖がついた方に引っ張られていってしまうという話をしてくれた。それが投げるたびに自分の中で意識しなくても再現性を持ってできているのが今のピッチングにつながっていると思います」と実感を込めていた。












