タイガースは4日(日本時間5日)、タリク・スクバル投手(29)を左肘関節内遊離体除去手術のため15日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。

 2年連続でサイ・ヤング賞に輝いているスクバルは今季、7試合に先発して3勝2敗、防御率2・70をマーク。離脱期間について米メディア「MLBトレード・ルーマーズ」は今春に同様の手術に踏み切り、今週からブルペン投球を開始するブレーブスのハーストン・ウォルドレップ投手(24)を例に挙げ「60日間の負傷者リスト入りは確実ではない。スクバルは今夏後半、おそらくシーズン終盤までに復帰できる可能性が非常に高い」と伝えた。

 ア・リーグ中地区で首位争いをしているタイガースにとって絶対エースを2~3か月欠くのは大打撃だ。一方、今季終了後にFAを控える最強左腕の離脱は投手市場に大きな影響を与えそうだ。

 スクバルはトレード期限までの移籍説が何度も報じられているが、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「もし2度のサイ・ヤング賞受賞者が完全に健康で、今年何らかの理由でタイガースが不調になった場合、フリーエージェントになる前にトレードを検討したかもしれない。しかし、ヒジの手術から回復中の投手を数か月間獲得するために、巨額の有望株をトレードすることに対してチームは慎重になる」と今夏のトレードは事実上消滅したと報道。有力候補として挙げられていたドジャース入りはいったん持ち越しとなりそうだ。