ドジャースは4日(日本時間5日)の敵地アストロズ戦に8―3で快勝。先発した山本由伸投手(27)は6回5安打3失点で3勝目(2敗)を挙げ、「1番・DH」で出場した大谷翔平投手(31)は3打数無安打1打点で5試合連続無安打となった。

「5番・右翼」で起用されたカイル・タッカー外野手(29)が打席に立つと敵地ダイキン・パークは大ブーイングに包まれた。タッカーは2015年ドラフト1巡目で指名されたアストロズでプロキャリアをスタート。球団との契約最終年を控える24年オフ、コスト削減のためカブスにトレードされた。それでも古巣ファンは移籍したタッカーに容赦ないヤジを飛ばした。

「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デイビス氏はこのブーイングに憤慨。中継で「カイル・タッカーにチャンスが巡ってきたが、どうやらファンはタッカーがトレードされたことを知らないようだ。彼自身がトレードされたわけではないのに、打席に立つとブーイングを浴びせられる」とアストロズファンへの嫌みを思わず口にした。

 肝心のタッカーは手荒い歓迎にも動じず、第1打席は先制打となる遊撃への内野安打、3回の第2打席は同点に追いつく4号ソロを放つなど5打数2安打2打点の活躍。バットで古巣のブーイングを打ち破った。