巨人が6日のヤクルト戦(東京ドーム)に0―5で完敗。今カードを1勝2敗で終え、4月28日から始まった9連戦も3勝6敗と大きく負け越した。
先発したドラフト1位ルーキー・竹丸和幸投手(24)はセ・リーグトップの5勝目を狙ったものの、初回から並木に先頭打者アーチを浴びるなど2失点。その後も失点を重ね、7回途中まで投げて自己ワーストの5失点でKOされ、6安打を放った打線も決定打を欠いて援護できなかった。
阿部慎之助監督(47)は「最後(7回)は代えるのは簡単だったんだけど、何とか乗り切ってほしいっていうね。今後の彼に対しての期待も込めていかせたんですけど。僕も責任を感じています」と話し「一度抹消するのが決まっていたので」と当初の予定通りとして、ファームに送る方針を示した。
新人ながら試合前時点ではリーグ1位タイの4勝を挙げるなど奮闘してきたが、開幕から走り続けてきたとあってリフレッシュを兼ねての一時休養。首脳陣の狙いは暑さが本格化し、ペナントレースの激しさを増す夏場を「正念場」と捉えたものだ。
チーム関係者は「阿部監督は常々言っているように、球宴後からの後半戦が本当の勝負となってくる。その時期にいかにチーム全体がいい状態でいられるかが鍵となる」と分析。その言葉通り、今季の投手陣は4月19日に新助っ人のウィットリーを抹消(同30日に再登録)すると、開幕から安定した投球を続けていたベテラン・則本も同29日に抹消。長いシーズンを戦うべく、選手のコンディションを注視しながら十分な登板間隔を確保する〝二重ローテ〟を敷いてきた。
序盤戦の山場ともいえる9連戦を終えた阿部巨人。照準を定める夏本番を勝ち抜くために生み出した〝ローテ戦略〟で、後半戦に怒とうの追い上げを見せる。












