中日は6日の阪神戦(バンテリン)に0―2で敗れて連勝は「3」でストップ。先発・高橋宏斗投手(23)は8回2失点、自己最多の15三振を奪う力投を見せたものの報われず、借金は「10」となってしまった。
阪神・高橋の前にわずか2安打に終わった井上一樹監督(54)は「高橋遥人君が今年、絶好調だというのが分かっていたし、ミーティングをやったが、うちが望んでいた攻撃ができなかった」と唇をかんだ。しかし、ゴールデンウイークの9連戦は4勝4敗(雨天中止1試合)の勝率5割でフィニッシュ。4月のどん底状態から少しずつ反転攻勢の兆しが見えてきた。
特に大きいのが若手先発投手陣の安定感だ。4日の同カードはドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手(22=青学大)が7回3安打3失点でプロ初勝利をゲット。5日も2年目左腕の金丸夢斗投手(23)が7回4安打2失点で大野と並ぶチームトップの3勝目を挙げた。この日、4敗目(1勝)を喫した高橋宏も最速157キロの直球を武器に佐藤から2三振、大山から3三振。井上監督も「宏斗も気合が入ったナイスピッチングだった」と評価している。
3、4月は開幕から8カード連続勝ち越しなしの8勝19敗だったドラゴンズだが、5月はここまで3勝2敗と白星がリード。若手投手陣の頑張りで首位を走る阪神に勝ち越しただけに、首脳陣も「みんな役割を果たしてくれていると思う。力があるのは分かっているけど、その中でも成長を感じている」と徐々に手応えをつかみ始めている。
スタートダッシュには大失敗したが、残りはまだ111試合もある。投手陣が落ち着きを取り戻したところで、故障のため戦線離脱している上林や岡林、サノーら主力が戻ってくれば、反撃のチャンスは十分ありそうだ。












