右ふくらはぎの肉離れで29日(日本時間30日)のワイルドカード・シリーズ初戦(ヤンキースタジアム)からの出場が微妙になっている主砲アーロン・ジャッジ外野手(34)がブーン監督の「中等度」発言に異を唱えた。

 故障者入りしているジャッジは復帰に向けて賢明なリハビリを続けているが、ブーン監督はWCS出場を「考えていない。症状は中等度」と慎重姿勢を崩さず、両者は見解の相違を見せている。さらに23日(日本時間24日)のレイズ戦の試合後にはジャッジがブーン監督の「中等度」発言に敏感に反応した。

「中等度と言っても人によって違う。あなたにとっての中等度、僕にとっての中等度は違うかもしれない。だからなぜその言葉を使うのか分かりません。ブーンは信頼する人で正しい判断をする人と思っているが、選手としてはそういう話は聞きたくない。それは私がコントロールできることではない」と珍しく語気に不快感をにじませた。

 ジャッジは16日(同17日)にふくらはぎの肉離れでIL入り。通常2週間~6週間の安静と回復期間が必要とされ、ジャッジのポストシーズンでの復活は厳しい。今季は6月から3か月間も主砲不在で2位をキープしたヤンキースだが、短期決戦では何が起こるか分からず、ジャッジとブーン監督の関係性を含めて成り行きが注目される。