ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(34)とブーン監督が見解の相違で〝対立〟している。ジャッジは右ふくらはぎの肉離れで負傷者リスト入り。シーズン残り試合の出場は望めないが、29日(日本時間30日)のワイルドカード・シリーズ(WCS)初戦(ヤンキースタジアム)での復帰をにらみ「それが計画だ。体を万全の状態に整えて試合に出られるようにするつもりだ」と臨戦態勢を整えていることを米メディア「ESPN」に明かした。
16日(同17日)に肉離れが判明してIL入り。長い故障明けだっただけに絶望の淵に追いやられたが、PPP注射を受けてドクターから足を使う運動の許可をもらったという。「勝たなければいけない試合がある。ヤンキースで給料をもらっている以上、早く復帰するつもりだ」とはやる気持ちを抑えきれない。
一方で困惑するのはブーン監督。ジャッジのWCS出場を「考えていない。彼にはその件にかかわってほしくないと思っています。彼がシリーズに参加しないことを前提に計画している」とポツリ。米メディア「デイリーニュース」は「中程度の肉離れは完全な活動に復帰するまで2~6週間の安静と回復期間が必要となる」と伝えており、指揮官はWCSのさらにその先を見据えて慎重になっているとみられる。
6月から肋骨の疲労骨折から3か月もの離脱を強いられ、復帰後わずか7試合で再離脱。マイナー調整をスキップしたことも問題視された。ブーン監督は「あと1週間なので出場できるとは思っていないが、可能性を完全に否定しているわけではない」と含みをもたせたが、米メディア「ON SI」は「ジャッジの出場可否はヤンキースが10月にどこまで勝ち進めるかだけでなく、最終的にワールドシリーズに出場するかを左右する可能性がある」と大きな決断になると見ている。












