米NBCスポーツは11日(日本時間12日)にナ・リーグMVPを米オンラインカジノ王手「ドラフトキングス」のオッズを基に予想した。ドジャースの大谷翔平投手(32)とカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)の大接戦が続いている。

 同サイトは「大谷翔平は5度目のMVP獲得を目指して歴史を作ろうとしているが、PCAがリードを奪った」と紹介した。「ドラフトキングス」のオッズは大谷が+100でPCAがマイナス1200となっている。

 10日(同11日)時点で大谷が26本塁打、71打点、OPS0・940、長打率5割4分4厘、打率2割9分4厘、69四球、75得点。PCAは26本塁打、71打点、OPS0・934、長打率5割4分5厘、打率2割8分7厘、64四球、82打点と打者としてはほぼ互角だ。

 同サイトはPCAは今季最高の中堅手と評価するも手厳しい。「彼の(予測)WAR11・2はバリー・ボンズやアーロン・ジャッジがMVPを獲得したシーズンに見せたような最高のシーズンを送っていることを示していますが、そこまでのレベルに達していないように感じます」

 ボンズがBWAR11・8をマークした2001年はメジャー最多の73本塁打をマーク、ジャッジがbWAR10・8を記録した22年はア・リーグ記録を更新する62本塁打を放っている。PCAも歴史的な数字が必要ということだ。

 大谷ついては「練習で投球を再開したことは、MVP受賞の可能性を高める朗報です」とするも、マウンド復帰は不透明だ。「復帰後、マウンドで1、2回不調に陥れば、彼の成績に影響が出るかもしれないが、全体的に負傷する前の投球は素晴らしいものだった。間違いなく最高のシーズンをスタートさせており、これまでのところ、これが彼の最高の投手のシーズンと言えるだろう」とまとめた。

 記事を執筆したヴォーン・ダルゼル記者は「大谷のような世代を代表する選手にプラスオッズで賭けるのは私には到底受け入れられない」とし、「大谷翔平がナ・リーグMVPを受賞」と結論付けた。

 もっとも、PCA有利とする報道も多く、最後までもつれるのは間違いなさそうだ。