MLBの地区シリーズが3日(日本時間4日)に開幕。ナ・リーグのドジャースは本拠地でのブレーブスとの第1戦に5―3で快勝。ワールドシリーズ3連覇へ、好発進した。

「2番・DH」で出場した大谷は4打数1安打。T・ヘルナンデス、タッカー、マンシーに本塁打が飛び出し、ブレーブス投手陣を崩した。

 先発したタリク・スクバル投手(29)は6回2安打1失点、7奪三振の好投。5―1の9回に登板したクローザーのタナー・スコット投手(32)が2ランを浴び、2点差に迫られた。なんとか二死までこぎつけたが、ロバーツ監督は投手交代を決断。代わったフィリップスは四球を出し、一発が出れば同点のピンチに陥ったが、後続を断ち何とか逃げ切った。

 試合後、ロバーツ監督は9回の起用法について「考えを変えるつもりはない」と断言。しかし、地元メディアから即座に異議が出た。「カリフォルニア・ポスト」は「ロバーツ監督は9回の采配について『考えを変えるつもりはない』と語ったが、常識的に考えれば何らかの変更がなされるだろう」と指摘。

「昨年のワールドシリーズ(WS)制覇時、ドジャースの先発投手陣4人のうち3人がプレーオフでリリーフ登板を経験した。ドジャースは昨年と同様の対応を迫られる可能性がある。つまり、役割にかかわらず、先発投手にできるだけ長いイニングを投げさせるということだ」と続けた。

 昨年のWSで山本由伸は第6戦に先発で6回を投げた翌日の第7戦の9回に登板し、延長11回まで投げ抜いた。さらに先発のスネルは第7戦、グラスノーも第6戦、第7戦にリリーフ登板し、まさに総力戦で世界一連覇をもぎ取った。

 同メディアはスクバルに「この10月に同様の役割を担う覚悟があるのか?」と尋ねると左腕は「ああ、もちろんだ」と即答したという。「タリク・スクバルがドジャースでのリリーフ登板に前向き。タナー・スコットがその可能性を後押しした」と最強左腕の決意も伝えた。