名古屋の空気が明らかに変わってきた。中日は11日のDeNA戦(バンテリン)に5―2で勝ち、8月に入って7勝2敗。とうとう3位・DeNAに3ゲーム差にまで接近した。

 先発・大野雄大投手(37)は2回に2点適時打を放つと、投げては6回2失点の好投で8勝目をゲット。投打でチームを引っ張ったベテラン左腕が「3位・横浜さんとあと2戦。その後もありますけど、ここを3つ取ったらいろいろな景色も見えてくると思う。選手も頑張りますので応援よろしくお願いします!」と、お立ち台から呼び掛けるとスタンドは大歓声に包まれた。

 クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が出てきたことで、中日戦を中継する名古屋のテレビ局も「ここから盛り上がってほしいですね」と竜の逆襲に期待大。そんな中で在名テレビ局から引っ張りだことなりつつあるのが、阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)だ。

 岡田氏は東海テレビが中継した7月16日の中日―阪神戦(バンテリン)でゲスト解説を務めたのに続き、今度はテレビ愛知が中継する8月25日の中日―阪神戦(バンテリン)の解説に登場。「岡田さんは(名古屋でも)ネームバリューの高い方ですし、立浪さんと前監督同士で解説をしていただければとお願いしました」(テレビ愛知関係者)と打ち明けるように、中日前監督でOBの立浪和義氏(56)とのダブル解説が実現する。

 2023年に阪神を38年ぶりの日本一に導いた名将と、ミスタードラゴンズの〝共演〟ということでテレビ愛知だけでなく在名のテレビ&ラジオ局関係者の間でも注目されている。岡田氏といえば阪神、相手球団も関係なく自身の野球観とは相いれないプレーや采配に対しては厳しいダメ出しを行うことも珍しくない。「阪神だけでなく中日に対しても岡田さんからどんな辛らつな意見が飛び出すのか、楽しみでもあり、怖くもありますね」(在名放送局関係者)

 14年ぶりのCS出場を目指す井上監督の采配を岡田氏は、どう評価するのか。名古屋でも大きな話題を呼びそうだ。