ドジャースは27日(日本時間28日)、敵地サンディエゴでのパドレス戦に15―3で完勝。同地区の2位につける相手を力で圧倒し、再び9ゲーム差に広げるとともに首位を堅持した。
シーズンの半分以上を消化して53勝30敗。悲願のワールドシリーズ3連覇に向けて着々と態勢を整えているが、ここのところ米メディアをにぎわせているのが大谷翔平投手(31)とダルトン・ラッシング捕手(25)の関係だ。
大谷が先発登板した24日(同25日)のツインズ戦でサインミスから捕逸で失点し、さらに大谷のABSチャレンジを相棒であるはずのラッシングが否定。バッテリー間の息が合わず、パスボールの後には大谷が珍しく怒りの表情を見せ、ラッシングの至近距離まで顔を近づけて強い言葉を発する場面もあった。
そして、この日のラッシングは同点の展開から大量9得点を挙げた6回の攻撃でリードを5点に広げる9号ソロ。ダイヤモンドを一周すると次打者のフリーランドは打席に向かい、ネクストバッターズサークルに出てきた大谷とベンチ前で出くわす形となり、大谷は笑顔で出迎えて右手でタッチを交わし、尻をポーンと叩いて祝福した。
ファンも戦りつを覚えたあの〝ガン見〟から一転しての笑顔。米サイト「アルバット」は「彼らは確執を水に流したのだろうか」とし「(大谷の)そのメッセージははっきりと伝わってきた。恨みなど一切なく、ただ勝利したい思いとともに祝いたいという気持ちがあるだけだ」と心情を読み解いた。
騒動後、ロバーツ監督は「話し合いをしたよ」と明かし、正捕手のスミスが離脱中のため大谷の次回登板でもラッシングとバッテリーを組ませる方針を示している。本当の胸の内は大谷にしか分からないが、チームとして前進していることは確かのようだ。













