西武は14日のロッテ廉(ベルーナ)に7―0で。チームの危機を救援右腕・豆田泰志投手(23)の好投が救った。
この日は、前夜13日の北海道での日本ハム戦(エスコン)からの移動ゲーム。前日8回5番手で1イニング投げていた6年目右腕には、本拠地移動後、本人も予想さえしなかったミッションが急遽、下された。それはこの日のロッテ戦での先発登板だ。
当初、先発予定の高橋光成投手が腰の張りを訴えたため急遽、登板を回避。西口監督は、救援陣を総動員でのブルペンデーとして臨む戦法に切り替え、その1番手としての役割を豆田に託した。
練習開始後、間もなく、豊田投手コーチを通じて〝緊急出撃〟を託された豆田は「中継ぎ(のつもりで)行ったので」と、試合前はブルペンでキャッチボールをして10球前後で肩をつくってウンドへ向かった。
初回を3者凡退で切り抜けると、3回まで46球を投げ抜き、5三振を奪う力投で2安打無失点。登板後は「緊張するタイミングがいつもより早くて、いつもと違う感じはあったんですけど(試合への)入り方は変わらず、しっかり入れた」と振り返り、その後、豆田を含めた計7投手での完封リレーの布石となった。
貢献度大の働きに、西口監督も「急遽、先発してくれた豆田がいい流れをつくってくれた。初回の入りが素晴らしかった」と絶賛。前日、北海道遠征の日本ハム戦で投手陣としては、イニング最後を締めくくっいた右腕は、一夜明けは空路で横断後〝プロ初先発〟の連投をこなし、投手陣に訪れたアクシデントを救ってみせた。
試合後はお立ち台にも上がり「先発するなんて、思ってもなかったので」と振り返り「みんながゼロで終われたのが一番よかった」と充実感を漂わせていた。












