パドレスは29日(日本時間30日)、本拠地サンディエゴでカブスとのワイルドカードシリーズ第1戦に8―0で完勝。投打の主役がそろって輝きを放ち、地区シリーズ進出に王手をかけた。
レギュラーシーズンの憂さを晴らすかのような劇勝ぶりだった。初回は先頭打者のフェルナンド・タティス外野手(27)が相手先発左腕・ボイドの初球を先頭打者アーチ。4万7084人の大観衆を集めたペトコ・パークはいきなり熱狂に包まれ、一死後にはマニー・マチャド内野手(34)も豪快なソロを叩き込んだ。攻撃開始からわずか4球で2点を先制し、球場全体を包み込んだ押せ押せムードはさらに加速。4回にもザンダー・ボガーツ内野手(33)にもポストシーズン1号となるソロが飛び出し、投げては先発のマイケル・キング投手(31)が7回一死まで無安打投球を続けるなど、投打で隙を与えなかった。
最後まで圧倒する結果となったが、シーズン中は苦戦を強いられていた。今季のカブス戦は1勝5敗。4月27日(同28日)の今季初顔合わせで9―7で勝利したのが最初で最後だった。その後の5試合は全敗。中でも最後に対戦した7月1日(同2日)の一戦は「3―23」という信じられないようなスコアで惨敗…。今季通算でも「28―55」と圧倒されまくっていた。
しかし、やはり短期決戦のポストシーズンは別物ということなのか。米大手紙「ニューヨーク・ポスト」は「(カブスの)レギュラーシーズンの5勝もこれでおしまいだ」とこの日の一戦で完全に立場が逆転したと分析し「55失点も、7月の3―23という屈辱的な敗戦も、そしてカブスが10月に向けて持ち込んだパドレスを完全に手玉に取っていることを示すすべての証拠も水の泡となった」と断じた。
火がついたら止められなくなるパドレス。土俵際に立たされたカブスは30日(日本時間10月1日)も敵地で行われる第2戦でまずは五分に戻し、〝再逆転〟できるのか…。












